2013年09月23日

反感は反感を招く

フェイスブックなどで、ここの所の隣国との摩擦を受け
他国への反感を煽るような記事を結構みかける。

人間の感情としては、そういう気持ちも理解できなくはないが
社会的にはこれはかなり危ない要素を含んでおり
賛成できかねる。

反感は反感を生むのであって、反感が共感を呼んだ試しをしらない。
自国が非難されているような他国の反感を
共感をもって受け入れるなら、それは偏向していると言われてもやむを得ない。
人間社会の自然な感情、ありようはそういうものだ。

人間の感情にも物理の「慣性の法則がある」。
反感は継続するし、反感が反感を読んだ結果お互いの国のやりとりで増幅し
慣性(継続)どころか強化(悪化)される危険が大いにある。

相手の反感に対しては、その反感のよりどころとなっている物の見方を
「ああ、そういう見方をするんですね。」と理解するしかない。
この理解は、別に共感ではない。相手の立場を事実として認識するだけでよい。

これは理性により対処することができる。

相手の立場を認める事で、こちらの立場も主張することができる。
ここで立場の正邪優劣を競わないことだ。
正邪優劣の議論は反感を生むのが一般的である。

一端反感に加速度がつけば、3世代は継続される。
ざっと50年は相互反感の状態に置かれるという事だ。

安定した国際関係、ひいては安定した自国の環境を守るためには
他国への反感を安易に煽らない事が大事だと思う。
posted by 得鰤日々 at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記