2011年07月11日

…にささげた人生

バレーに人生を捧げた一生ということで
フランスのローラン・プティ氏の訃報が
BSニュースで紹介されていた。

ある一つの事に取り憑かれたような人生は
当人にとっては幸でもあり、不幸にも成り得る。

やっていることがうまくいって、あるいは評価されて
ますます幅が広がる機会を得る人も居れば
人知れず自分の道を究める人も居れば
極めようとした道で、貧窮に陥る人も居る。

芸術の世界に身を置く人は、
「貧窮を覚悟」というのがある種の一般常識
のようでさえある。

(現代において、それがどれくらい真実かは知らないが)

成功すれば人は誉めそやすだろうが
当人は成功するしないは別として、
それしかない、あるいはそれ抜きには考えられない人生
ということになる。

当人は自分の道を追い求めているだけだが
その人の作品だとか生き様は、
やはり他人にも影響を及ぼす。
影響だけでなく、「福」を及ぼす。
それは眼福だったり、耳福だったり、味福だったり、腹福だったり
様々だ。

ここいらへんが人生の面白いところと言えば面白い。

私は、人として生まれたからには
人しか形成しえない社会というものに何かプラスを与えたい
と強く意識しているが

では実際どんなプラスをこれまで生んだのか
と問われれば忸怩たるものがある。

特に人の事を意識しないで、
自分の道を究めたいと思う人の方が
社会に(勇気を与えたり、興奮をもたらしたり、文化を形成したり)貢献
しているかもしれない。

あらためて、
人に(できるだけ)迷惑を掛けないということが
一番わかりやすい社会貢献の指標かもしれないと思う。

自立して、(人への感謝を忘れず)
自分の一生懸命追い求められることを見つける。
それが大事なんだろうな。

他人がどう評価するか
は副次的な事だ。
posted by 得鰤日々 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記